菜の海を泳ぐ蝶々に岸の指
瓶詰めの白い海などかけられて 卵はさみしい体になって
耳たぶの穴は塞がる跡ひとつ 残さず雪が雨に変われば
坂道を駆け降りてゆく毛先から 歌声までを春風と呼ぶ
詩
俳句
川柳
短歌
アフォリズム
全種類